第16回天竜川天然資源再生連絡会

第16回天竜川天然資源再生連絡会の様子

日 時

平成26年1月14日(月)13:00~16:30

場 所

天竜川漁業協同組合2階会議室

出席者

たかはし河川生物調査事務所:高橋農学博士
名古屋女子大学:村上教授
京都大学   :竹門准教授、兵藤氏((株)いであ)
天竜川漁協  :平野組合長、鈴木総務委員長、青島業務委員長、
        鈴木業務副委員長、谷高事務局長
電源開発(株)
茅ヶ崎研究所 :喜多村シニアエキスパート、
        土木技術研究室 太田サブリーダー
中部支店   :中山支店長代理、斎藤支店長代理(日明駐在)、用地G
        戸田GL、青山
(株)JPビジネスサービス社会環境部環境防災システムG
       :日比谷

目 的

  1. 活動報告
    1. 高橋農学博士
    2. 村上教授
    3. 竹門准教授
    4. J Power
    5. 天竜川漁協
  2. 今後の方針について(アユの成育環境、改善策)
  3. その他(人工河川について)

内 容

高橋勇夫

  • アユ減耗時期を推定するための食み跡調査について、2013年の調査報告を実施した。

村上哲生

  • 2012年から実施してきた調査を取り纏め、船明ダム下流の左右岸で付着藻類の生産と呼吸の様相が異なるとの報告を実施した。

竹門康弘

  • アユ産卵床に適した箇所として、もともと流路であった箇所に土砂が堆積し、湧水環境が創出された所であるという報告を実施した。

喜多村雄一

  • 多変量解析、アユの濁水暴露実験の結果の報告を実施した。また、漁協より流下仔魚調査・遡上調査・透視度調査の結果を受領することとなった。

天竜川漁協

  • 2013年度の流下仔魚調査結果の報告を受けた。また、浜松市より八幡川水質調査結果の説明があり、水質に問題がない河川であったとの報告を受けたことを紹介した。

今後の方針に就いて

  • 天竜川漁協より、アユの生育環境の現状及び改善への取り組みを、今後、関係者と相談しながら実施していきたいとの提案があった。
  • 竹門准教授より、現在ある流路を利用した産卵環境の創出について提案を受けた。