平成25年12月18日(火)
天竜川漁協 2F会議室
たかはし河川生物調査事務所:高橋農学博士
名古屋女子大学:村上教授
京都大学 :竹門准教授
環境システム(株):菅原氏、森氏
天竜川漁協 :秋山組合長・鈴木業務委員長・青島業務副委員長
平野総務副委員長・谷高事務局長・井口相談役・中谷理事
電源開発(株):土木建築部/喜多村審議役、
中部支店/中山支店長代理、用地G、戸田GL、中島、青山
「天然アユの再生産と、天然遡上量の拡大」についての方策を提案。島根県・江の川をモデルケースとし、河川の構造的問題と種苗の不統一性を指摘。5年を目処とした段階的な対策を提案した。
10月13日から11月11日にかけて気田川と天竜川船明ダム直下で実施した、「付着藻類生産速度調査」の結果報告。また、当連絡会の活動を陸水学会東海支部会論文誌に投稿したい旨を提案、これを了承された。
京都大学防災研究所水資源環境研究センターによる、河川地形変化と河床軟度の関係性を分析した「天竜川の河川変動履歴による生息場評価」の報告。具体的な土砂・流況に関する管理方策の指針を提案した。
平成24年度におけるアユの「成熟度調査」と、「産卵場調査」の結果を報告。これらのデータと、入漁券(年券)の販売量減少を踏まえ時限的な「全面禁漁」が検討課題となっていることを報告した。
河川環境創出を目的に、ダムの堆砂対策を兼ねた「置土による産卵床の形成」の実験開始を報告。置土を河床形成材料として利用し、コスト抑制も視野に入れた河床と生態系の関係性のリサーチを提案した。