2016年6月1日アユ釣り解禁!!今年も天竜川にアユがやってきた。

直前の天候に恵まれない解禁日でしたが、最高で50匹と、サイズも良好な若鮎の姿が確認。また例年以上の遡上量が予想されており、今後の釣果に期待が集まります。

 今年の解禁日は、前週までの降雨による増水や濁りがあったことから、少々出鼻をくじかれた形となりました。このため、大きな釣果が期待できないのではないかと思われましたが、昨年、一昨年よりも増加が予想されている遡上量を反映してか、まずまずの型(サイズ)を揃えた釣り人も散見されました。
 水に濁りが残っていたため、この日のメインはエサ釣りとなりました。全体的に早朝からの2?3時間に喰いが立っていたようで、天竜川漁協では最多で約50匹という釣果を確認。また、サイズはおしなべて15cm前後と良好で、元気な若鮎がその魚体を川面に煌(きら)めかせていました。
 もちろん、場所や時間帯によって釣果にバラ付きがあり、思うように釣果の上がらなかった釣り人もいましたが、取材班の目の前で約20匹を上げた写真の鈴田さんは「遡上して来た鮎がエサやコマセに慣れてくれば、釣果はさらに向上していくはず」とコメント。
 さらに、水の透明度が回復すれば、友釣りでの釣果も十分期待でき、いよいよ天竜川は鮎の季節を迎えます。

この日、20匹超の釣果をあげた西鹿島からお越しの鈴田さんと、西区から参加された新村さん一家。ご長男はこの日がアユ釣り初体験。